2013年3月22日金曜日

耐震リフォームって高いの?

おはようございます。快建築舎です。

さて、今日は耐震リフォームのお話し。
ある建築関係の雑誌を読んでいると、耐震性への関心がかつてなく
上がっているとの記事が載っていました。
その雑誌によると、新築を検討する人の53.5%が「コストアップしても、
耐震性能を高めたい」と考えているとのことです。
多くの人が、住まいの耐震性の強化に強い関心を
持ち続けていることがわかります。
新築はもちろん、現在の建築基準法(2000年法改正)以上の耐震性で
建築されているはずです。当社では基本的に全ての物件で構造計算を
行い、建築基準法の基準を超える耐震等級2以上で建築をしています。
問題は、 2000年(平成12年)以前に建てた家はどうするのかということ。

先日、来週からリフォームを行う田川郡のお客様とお話しをしているときも、
耐震性の話題になりました。「建てて20年以上になるので、耐震性は
大丈夫だろうか」とおっしゃっていました。
今回のリフォームで一部壁を撤去したりするので、耐震診断と
耐震リフォームをご提案しました。そこは離れで、面積が大きくない
こともありますが、お客様が思ったよりも金額が安いと感じられたようです。
もちろん、現在の状況によっては高くなることもあるでしょう。
しかし、たまに聞く、壁一カ所で何十万なんていうのは怪しいです。
しっかりした経験があり、また有資格者が耐震診断を行い、
安全性と経済性を考慮して作った耐震改修プランであれば適正と言えるのですが。

耐震改修、耐震リフォームを行う場合は、まずしっかりした現状調査と
改修プランの作成が重要です。全体の力の流れや、バランスを考えずに、
一部分だけに高価な金物や製品をつけても意味がありません。
高いお金を払うだけで、実際の効果は怪しいものです。
建物にかかる力の流れは単純ではなく、きちんとした構造の知識がないまま、
一部だけを必要以上に強くしてしまうと、逆にバランスが悪くなったり、そこだけに
力が集中して逆効果になることもあります。

耐震リフォームを行う際は、まず経験のある専門家、できれば
構造設計一級建築士か公的な機関に調査を行ってもらったうえで、
適切で、無駄のないリフォーム計画を作成することが重要です。

少し宣伝になりますが、当社には30年以上の経験がある、
構造設計一級建築士がいます。
また、当社は注文住宅の建築工事、リフォーム工事以外にも、
年間数十件の構造設計や耐震診断を行っております。
その中には、小学校や中学校、そして市役所などの公共建物も含まれています。
耐震診断をより効果的で経済的なものにしたいと思われる方は、
ぜひ当社にご相談ください。耐震診断から工事まで、専門知識をもった
構造設計一級建築士が対応いたします。

大切な家族や財産を守るために、本当に効果がある耐震リフォームを
ご検討ください。

田川市、筑豊の建築・注文住宅・リフォーム
快建築舎
http://www.kai-home.jp

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